天神南矯正診療歯科 歯の一生相談窓口

cariology, 歯を失うこともある?~外傷力のはなし~

こんにちは
天神南矯正診療歯科です。

いきなりですがみなさん、
歯は身体の中で
一番固い部位って
ご存じでしたか?
鉄よりも固く、
頭を守る頭蓋骨や
最も太い大腿骨よりも
固いんです!
驚きですよね。

そんな固い歯ですが、
失う原因のひとつに
「外傷」があります。
外傷力によって
引き起こされる
可能性がある症状は
・歯周病の急速な進行
・咬耗、摩耗
・歯の破折
・修復物の脱落、破損
・骨吸収
・顎関節症 などです。
たとえ健康な歯でも
噛んだ力の衝撃で
歯の神経が死んでしまう
こともあります。

10代では
力を受け止める側に
健康な歯と歯周組織
正常な咬合関係があれば
多少外傷があっても
重篤な症状が
現れることは少ないです。

しかし年齢を重ねていき、
むし歯や歯周病の進行、
神経を失った歯の増加、
修復物の増加で
歯周組織が脆弱になると
外傷力に影響されやすく
なってしまいます。

外傷力を【与える側】
【受け止める側】
バランスが大事なのです⚖

通常最大咬合力は
男性で60㎏
女性で40㎏と言われています。
咀嚼力・・・お食事の時は
6.8㎏~26.7㎏の咬合力が
かかると言われています。

毎日のお食事も、
1食の咀嚼回数は
約620回と言われています。
1日3食だと約1860回。
永久歯が出てきてから
約70年以上使用するとなると
4700万回以上に達します。

毎日使う歯を
守っていくためには
セルフケアや
プロフェッショナルケアは
もちろんのこと、
咀嚼力のコントロール
必要です。
噛む回数を多くさせて
1回の噛む力を
弱くさせる、という
コントロール方法もあります。
多く噛むと
その分唾液がよく出て
食物と混ざり
唾液の消化酵素の作用により
消化もよくなりますよ☺

歯科は修復材料や
接着科学、インプラントも
進歩しています。
が、身体の一部である
「歯」は再生できず
「歯」そのものの強度も
変わりません。
ご自身の歯でいつまでも
おいしくごはんを
食べるために、
食事を楽しむためにも
歯科を上手に利用して
歯を守っていきましょう✨

TCHについては
こちらのブログも
ぜひご覧ください☺
「TCHって何のこと?」

 

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