こんにちは 天神南矯正診療歯科です。
今日は中高生の
むし歯リスクについてのお話です。
11歳~18歳、いわゆる思春期に
むし歯は出来やすくなります。
いったい何故か?
【間食する機会が増える】
中高生になると、こどもだけで
出かけてお茶をしたり
コンビニで買い食いを
する機会が増えます。
小学生の頃までは
ある程度保護者が
食べものや歯磨きの管理を
するのでむし歯に注意
することができますが、
親の目が行き届かなくなると
自由に飲んだり食べたり
することが増えて
むし歯のリスクも高まります。
【スポーツドリンク】
部活動が本格的になると
スポーツドリンクを
飲む回数も増えるかと思います。
スポーツドリンクを
飲むとお口の中は酸性に
傾き、むし歯ができやすい
状態になります。
さらに砂糖も多く含まれて
いるのでリスクは高まります。
ですが、スポーツドリンクは
運動中に汗として
失われるナトリウムなどの
ミネラルやエネルギー補給のための
ブドウ糖が含まれており
疲労回復や脱水症状予防に
役立つとされています。
その為飲んだ後はお水で軽く
うがいをするなど工夫が
必要です。
他にもダラダラ食べや
学校で勉強、部活で運動して
夜ご飯を食べた後は
お腹いっぱいになり
疲れて歯を磨かずに
寝てしまうなんてことも…。
LIONの調査では
《夜食を食べた後に
歯磨きをしないで
寝てしまったことがある》
という質問に
3人に1人が「はい」と
答えました。
中高生の歯はたくさんの
むし歯リスクに晒されています。
当院では磨き残しチェックを
するために、染め出しをします。
プラークが着いている箇所が
赤く染まるんですが、
「歯を磨いてきました!」
という子でも歯が真っ赤に
染まっていることも…!
磨いていると思っていても
実は歯ブラシが当たっておらず
磨けていないことも多いです。
染め出しをすることで
こんなに磨けていないんだ、
ということを自覚してもらう
ことからスタートします。
保護者の方が口を酸っぱくして
「歯を磨きなさい!」と言っても
なかなか言うことを
聞いてくれない時期です。
そんな時、歯医者を
ぜひ活用してください!
正しい歯の磨き方、
ひとりひとり違う
お口の中で、
特にリスクが高い場所の
お手入れ方法など
しっかりお伝えします。