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news, 食いしばりを治す5つの方法

こんにちは、天神南矯正診療歯科です。

みなさんの中には気がついたら
“食いしばり”をしてしまっている
という方も多いのではないでしょうか?

“食いしばり”は、無意識にしてしまう
事が多い癖です。

とても強い力のため
歯や歯ぐきを痛める事があります。
また、肩こり・頭痛など、
引き起こしている事もあるのです。

食いしばりの原因

精神的要因

食いしばりの主な原因は、
ストレスや緊張です。
ストレスがあると、
交感神経が優位になるので、
口の周りの筋肉が緊張し、
食いしばる状態に
なりやすいのです。

物理的要因

噛み合わせが低い部分や
高い部分があると、
しっかり噛む事ができずに、
脳が噛む力を強くしようと働きます。

食いしばりが原因で起こる症状

1,歯が割れたり欠けたりする

歯自体や詰め物や被せものが
強い力によって割れて(欠けて)
しまう事があります。

2,歯が擦り減る

食いしばりに加えて、
歯ぎしりの癖もある場合、
歯が擦り減りやすくなります。

3,歯がグラグラとする

歯を支えている骨(歯槽骨)に
負荷がかかるため、歯がグラグラと
動揺するようになる事があります。

4,歯が移動する

持続的に、歯に強い力が
加わり続けると、
歯の移動を起こしてしまう
事があります。

5,骨隆起ができる

顎の骨に力が加わり、
骨にこぶのような骨隆起
(こつりゅうき)が
できる事があります。
入れ歯や発音に影響が
ある場合には、
切除する事があります。

6,知覚過敏が起きる

歯が割れたり欠けたり
した事によって、
象牙質が露出すると、
虫歯が無くても、
冷たいものがしみるなど、
知覚過敏を起こす事があります。

7,歯髄炎が起きる

過度な力がかかることにより、
歯に神経(歯髄)に炎症が
起きる事があります。

8,歯周病が悪化する

歯周病がある場合は、
過度な力が加わる事により、
症状が悪化する事があります。

9,顎関節症になる

顎に強い負担がかかってしまうと、
顎の関節にある軟骨(関節円板)が
ずれ、変形するなどして、
顎関節症になる事があります。

10,頭痛

食いしばりによって、
顎を動かす筋肉の1つである
“側頭筋”が緊張を引き起こし、
頭痛を引き起こす事があります。

11,首や肩のこり

お口の周りの筋肉は、
首や肩に繋がっているものが多く、
様々な筋肉の緊張が起こり,
首や肩のこりを
引き起こす事があります。

12,表情筋への影響

食いしばりにより、
口の周りの筋肉が緊張して固まり、
表情筋に影響を及ぼす事があります。

くいしばりによる影響は
こんなに沢山あるんですね!

そこで、
食いしばりを治す7つの方法👇

①マウスピースを作製する

歯科医院で歯の型を取り、
自分専用のマウスピースを作成し、
夜寝ている間に装着して、
寝ている間に無意識に
食いしばりをするのを防ぎます。

 ⓶噛み合わせの調整

噛み合わせが悪く、
高い部分や低い部分があると、
食いしばりを助長させて
しまう事があります。

③全身のストレッチ運動

首・肩・手足・腰などを
伸ばす運動をし、
筋肉の緊張をほぐします。

④ イメージトレーニング

上下の歯を接触させている事に
気がついたら、意識的に
歯と歯を離し、
深呼吸するなどして
リラックスさせましょう。

⑤脱力運動

手を思い切り上に伸ばして
緊張させてから、
一気に肩の力を抜き、
脱力させます。

食いしばりには
マウスピースの使用も効果が
期待できます。
院内で製作し、
1週間で
患者さまへお渡しが可能です。
作製の希望など、
お気軽にご相談ください。

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