こんにちは
天神南矯正診療歯科受付の福嶋です。
本日は親知らずの抜歯について
私自身の体験を交えながら
お伝えできればと思います。

そもそも親知らずとは…
正式名称を第三大臼歯といい
上下左右、一番奥に位置します。
全部で4本ある親知らずですが、
もともと無い方や、
3本、又は2本だけ、といった
個人差があります。
埋まっていたり、少しだけ生えていたり
真っ直ぐ綺麗に生えていたりと様々です。

【親知らずを抜いた方が良い場合】
・親知らずが後ろから押してくることで
歯並びが崩れる可能性がある
・少しだけ生えていてお手入れがし辛い
・親知らず周りの歯茎が炎症を起こしている
（智歯周囲炎といい痛みや腫れを伴う）

患者さまの中には
親知らずの痛みで来院される方も
少なくありません。
痛みを伴う智歯周囲炎は、
原因となる親知らずを抜歯しない限り
繰り返す恐れがあります。
また、矯正を考えていらっしゃる方にも
親知らずの抜歯の必要性は
お話しさせていただいています。
せっかく綺麗に歯が並び、
噛み合わせが良くなっても、
親知らずの力で歯が押され
歯並びが崩れてしまうことも考えられます。

私自身、矯正治療を始める前に
親知らずの抜歯を済ませました。
・上下4本有り
・右上→手入れし辛く、むし歯になり抜歯
・左上→智歯周囲炎になり抜歯
・右下→埋伏（歯茎の中に真っ直ぐある状態）
・左下→埋伏（歯茎の中に斜めにある状態）
※上2本は4～5年前に抜歯済

残る下の2本は
どちらも埋伏、そして左下は斜めに
あったためかなり顔が腫れました…。
記念に写真を撮りました☺
痛みもありましたが、
薬を処方してもらっていたので
コントロールしていました！
食事はおかゆやゼリー、うどんなど
やわらかいものから食べはじめ、
抜糸後は、抜歯したところに食べ物が
入り込んでいたので
丁寧に、慎重にお手入れしていました✨
矯正を始めてから、調整後は
痛みが出ることもありましたが、
「親知らず抜いた時に比べたら…」と
痛みへの耐性ができましたし
今後親知らずで悩むことがないと思うと
気持ちも楽です☺

個人差はありますが、
親知らず抜歯後は痛みが出たり
お顔が腫れる可能性があります。
当院では抜歯が必要な方には
ご予定（お仕事や学校、大事なイベント等）
をお伺いしながら抜くタイミングを
ご相談させていただいています。
（ちなみに私は翌日が休みの日に抜きました！）

また、お口の中の状態によっては
抜歯しない方が良い場合もあったりと様々です。
親しらず＝絶対抜歯！！！ではないんです。
自分の親知らずはどうなっているんだろう？
抜かなきゃいけない？
と、思った方はぜひ一度ご来院ください☺